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工事中の階段。一見普通の階段だが、よくよく見れば1段目だけが少し高い。
改修工事は大々的に行われている。
シャワーの「没関系(メイクァンシ)」で思い出したので、書きたい。
ちょっと前のこと、聊城の研修センターでは大々的な改修をしていた。
2階の教室へ上る階段はそのまま使い、その壁や手すりなどを大幅に改装する。
その階段のことで赴任した当初から気になっていることがあった。毎回階段を上るたびに1段目で足が引っかかるのである。要するにその段差に対して足が十分あがっていないのだ。そのうちに意識的に気をつけて足をあげるようになってからひっかかることはなくなったが、何か不自然だ。
よくよく見ると、1段目だけ段差が大きい。他の段より5~6?程度、高いのだ。
このくらいだと、見た目にはほとんど気づかない。ところが、ただのおじ(い)さんの足はちゃんと気づいて 私に教えてくれているのである。
改装している今なら簡単な作業で済むので、言おうか言うまいかと迷いながらも、高主任にそのことを言った。
中国語で言えば「没関系(メイクァンシ)」と言われることを予想しながら日本語でしかいえないので日本語で言った。答えは日本語で「いいですよ。」と、帰ってきた。すなわち案の定「没関系(メイクァンシ)」 だったのだ。
日本では「そんなのカンケイナーイ!」と力んで叫ぶのがはやっているが、こちらは何でも、軽く「メイクァンシ」で済ます。
この国ではそれしきのことは、気にしない。これがいわば大陸的というのであろう。