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箱物館(3)
箱物館建設中
まだ、店は入っていない
整備された運河と空の箱物館街(右後方)
聊城は市政府主導で急速に観光都市化されつつある。政策的に目標を持つことは大変結構なことである。観光に伴うおみやげ屋さんや、飲食店なども計画的に作られる。
上の写真は運河のほとりにせっせと作られている建物、でもまだお店は入っていない空っぽの箱物館群だ。ここにお店が入り、人々が行き交うようになれば、壮観であろう。
中国の発展の状況から言えば、その日はきっと来ると思う。中国は今、観光ブームが始まりつつある。
中国の連休のときの万里の長城の様子をテレビで放映していたが、それはそれは尋常ではない。凄まじいばかりの人の波だ。人の川が万里の長城上を流れている(むしろよどんでいる)と言った方がいい。
13億の人々が集中すれば、万里の長城や故宮はパンク状態になることは間違いない。中国国内の旅行ブームはまだ、火がついたばかりで、ごく一部の人しか旅行できないのが現状だ。
ごく近い将来、万里の長城や故宮の見学が我々日本人にとっても時間的に制限付きで許可されることになるのは間違いない。
(もうすぐの話だが、) 国民のすべてが旅行を楽しめるようになったら、きっとこの聊城の空箱にも中身が入り、賑わうときが来るように思う。
来年はオリンピックを期に北京上海間の新幹線も通る。そうすると、北京からも上海からも2時間以内で来られるようになるのだ。聊城はテレビのスポットコマーシャルで、盛んに流している街の一つだ。