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tadanooji

Author:tadanooji
忠野小路(ただのおじ);


会社ごっこ、先生ごっこ、政治ごっこ……。
「ごっこ遊び」が終わったら、誰だって [ただのおじさん」。
古い上着を脱ぎ捨てて、自分で歩こう第二の人生。
大きなことはできないけれど、世界のどこかを明るくしたり、ちょっぴり人を元気にしたり………。
そんなことができたらいいなあ。

ただのおじさんが好きな言葉……「思い立つ日が吉日」 「千里の道も一歩から」 「枯れ木も山のにぎわい」
 
まずは、中国で日本語教育ボランティア体験からどうぞ。


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このブログに時々登場する人
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私に日本語教師の世界を紹介してくれた人。2006年6月30日の記事参照
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姓名は忠野小波(ただのおば)
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日本語教育センター

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背景には富士山もあり、日本語の学習の雰囲気はあるが、
初めて見る日本人にいささか緊張気味だ


 会社の中に日本語教育センターがあり、現在130人あまりの研修生が日本語を勉強している。

 研修生の募集から送り出し、日本との折衝などの事務的な手続きは他の部署でやり、センターは日本語を教えることをもっぱらの仕事としている。

 クラスの数は変わるが、現在4クラスあり、私は全てのクラスに関わる。

 ただ、4クラスがそれぞれ進度も違うし、人数も多いので、均等に割り振ってもらったらどこも中後半端になり、効果のほどが分からない。
どのクラスかを重点的に教えるように配分して頂きたい、とお願いしていたら、一番進度の遅い(遅く研修を始めた)クラスで、比較的早く出発するクラスに1日に2単位時間ずつ割り振って頂いた。これだったら十分だ。せっかく日本語教師として来たからにはこのクラスで即戦力になる日本語会話の力を育て成果を出したい。

 次にすでに目標の25課まで、済んでいて出発待ちをしているクラスを週3単位時間受け持ち、残りの2クラスは各1時間ずつ配分してもらった。

 週1時間ではクラスは日本人教師が入る効果が薄いと思われるだろうが、いままでは、全然入っていなかったことだし、早く出発したクラスがいなくなれば時間配分も増えてくる。

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江西省南昌にて | 10:53:00 | Trackback(0) | Comments(0)
ただのおじさん

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毎日放映されている旧日本軍のテレビ番組。左はいかめしいひげの軍人さん。
帽子をかぶっているので髪の毛があるかどうかは分からないが、
笑っていても「こわいおじさん」だ。

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中日親善の文字も見えるが………

20080228No(010).jpg

「ただのおじさん」だということがわかると、一挙に緊張がほぐれる。


 中国のテレビでは50ぐらいあるどこかのチャンネルで、いつも旧日本軍の悪態ぶりを放送している。

 彼らは軍服を着て軍刀を持って、いつも大声で、怒鳴り散らしている。鼻ひげをたて、いかめしい面をして中国人を追い散らす。

 研修生達はこんな場面をしょっちゅう目にしてきたはずである。日本へのあこがれの一方、そのイメージが心の底にちらついているはずだ。

 「初めて見る日本人の
先生がテレビに出てくるような人だったらどうしよう。」

研修生たちは緊張の面持ちで待つ。

 
 ところが、軍服は着ていない、軍刀も持っていない、鼻ひげもなければ、髪の毛もあんまりない。そんな
ただのおじさん」だと分かると緊張は一気にほぐれる

 

 

 



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江西省南昌にて | 10:03:41 | Trackback(0) | Comments(0)
ただのおじさん 2

 

20080220No(011).jpg

最初は席の配置を変えるのも一苦労。でも、後になると、一声で動くようになる。


 

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会話例を覚えて、実際に対話練習をする。

 


 残念なことに私は中国語がしゃべれない「ただのおじさん」だ。だから、日本語でしか指導できない。研修生は初めは日本語ができない。

 
だったら、どうやって日本語を教えるのだ、と思われるだろう。

 でも、心配は要らない。不思議と心配は要らない

ゆっくり、はっきり話すこと」を徹底して続けると、研修生はだんだん分かるようになってくる。

ひらがなカタカナの指導が終わって2週間目頃、教えた文型と単語を使って、
  「私は皆さんの日本語の先生です。」
    
「皆さんは私の中国語の先生です。」
  「先生、どうぞよろしくお願いします。」
  と言う。

 そうすると、教科書の例文や簡単な日本語はみんなで優しく中国語に訳してくれるようになる。中には中国語と日本語が対応できないで、読まされるままに日本語をだらだらと読んでいる者もいるから、これも大事な作業である。

 訳してもらっても意味は分からないが、みんな声を合わせて同じように言うから、間違ってはいないのだと確認できる。
 これで、研修生達とのコミュニケーションが深まる。

 初めのうちは無理だが、そのうちに私自身も、それまでに教えた教科書の文型と単語を使って自然に日本語を話していることに気づく。
そして、1ヶ月半ぐらいたつと文型の数も増え、単語の数も増え、ぐんと話が通じるようになる。


 目指すは日本語会話実践力の向上だ。中国語ができる日本人が中国語で教えても、中国人教師にかなわないのは目に見えている。
だから、自分たちが得意な日本語で勝負するのがいい。

 これこそが日本人の特典であり、中国語ができない「ただのおじさん」が日本語教師としてやっていけるゆえんでもある。



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江西省南昌にて | 10:03:29 | Trackback(0) | Comments(0)
「ちょっと待ってください。」

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書くことで文例を覚えることも大切だ。しかし、………


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「ちょっと待ってください。」を 発せざるを得ない状況を作る。



 授業が進んでくるとさらに緊張がほぐれる。それは、会話例を中心に実際の場面に即して会話の実演をするからだ。

 写真は教科書の会話例を練習しているところである。

 外から帰ってきた寮生が受付で鍵をもらい手紙を受け取る。そして部屋へ行こうとすると受付の人が「ちょっと待ってください。」「このボールペンもあなたのですか。」と、呼び止める場面である。

 習いたての研修生には、呼び止めるタイミングが難しい。日本人ならタイミングを外さずにごく自然に「ちょっと待ってください。」といえるのだが、研修生にとってはちょっととまどうと、相手は遠ざかってしまうし、あわてて早く言い過ぎると、けんか腰になるし、非常に微妙である。

 「ちょっと待ってください。」を発せざるを得なくて発する言葉にすることが大切である。そのために何度も実際にやってみて、体得させる。

 教科書を読ませたり書かせたりするだけでなく、実際に近い場面を作って何度もやってみる。
これが、実践的会話力の育成に役に立つと思う。

 理屈をこねるよりも実際にやってみると気分もほぐれ、楽しく勉強ができる。

 ここでは短期間で一定レベルの日本語力をつけることが求められるので、このようにして意欲をなくさないことが大切だ。



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江西省南昌にて | 10:38:39 | Trackback(0) | Comments(0)
日本人教師の役割

20080116No(011).jpg

日本人教師の役割は実践的会話力の育成だ。
役割演技を中心に授業を進めていく。

 研修生たちはこのセンターで、3~5ヶ月間日本語を勉強した後、日本へ3年間の研修に行く。 その内容は酪農、園芸、機械技術………など、多彩だ。

 本センターでは日本人教師は昨年、私を紹介してくれた神戸さん以来7ヶ月ぶり、2人目である。現在は研修生が多いときにのみ、日本人教師を雇っているようだ。将来は常駐させたい意向のようである。

 私は本来中国人教師と日本人教師の役割は違うと思う。文法事項や練習、生活指導などは主として中国人の役割だ。日本人は実践的会話力を高めることが大きな任務だ。

 私はここで成果をあげて、日本人による日本語教師の必要性をアピールしたい。日本語会話能力が高まることは本人たちにとってはもちろんのこと、受け入れ会社にとっても送り出し会社にとっても都合のいいことである。現在、たくさんの中国人研修生が 日本に来ている。その研修生たちが日本語が上達することはすなわち、研修生の質が高まることであり、ひいては、日中友好の大きな役割を果たすことになる。

 研修生は南昌市街区から来る者もいるが、大部分は郊外から通ってくる。バスで1時間以上かけて来る者が結構いる。
 
 さらに遠い者は市街区に3~4人で部屋を借り、共同生活をしている。

 今まで私が経験した日本語センターは全寮制で、日本語の集中訓練をしたが、 ここは南国(といっても寒いが………)のせいか、比較的ゆったりしているようだ。



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江西省南昌にて | 10:24:13 | Trackback(0) | Comments(0)
決断

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大きな決断をして、今、一つの山を越えた。
日本語の研修を終え、出発を待つ研修生。その顔は希望に満ちあふれている。






 彼ら(90パーセントが女子)のほとんどは農村部の出身である。年齢は職種にもよるが、20歳ぐらい。中国の農村部は結婚が早いので、もし、ここで決断しなければ、この2~3年のうちに農家の者どうし結婚し、子供を産み、そこで一生を送る。

 

 最近の中国は開放経済の進展に伴い、ますます、都市と農村部の貧富の差が広がり、苦しい生活が強いられている。農家は一人っ子政策から除外(緩和)され、2~3人の子どもがいるが、農家を継ごうとする者は少ない

 

 そんな中で、彼らは研修に行って稼ぐお金に揺り動かされ大きな決断をして日本へ行くことにしたのだ。

 

 研修に行きたい希望者は多いので、試験により選抜され、選ばれた者だけが、 ここに来ている。

 

 職種によっては大学出もいるが、ほとんどが、中学、高校卒業で、若干の職業経験がある



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江西省南昌にて | 10:17:14 | Trackback(0) | Comments(1)
お金を稼ぐため

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彼らの素直な気持ちは「お金がほしい」である。



 研修生達を日本に研修に行く決断へ導いたのはなんと言ってもお金の魅力である。


 中国は、市場経済の時代に入り急激に変化している。 また、中国は日本以上の学歴社会である。


 第一に安定した生活を送るには高学歴であることがもっともいい。しかし、彼ら農村部の若者達にとって、大学は夢のまた夢である。


 農村部においては特別に優秀な者か、特別の資産家しか大学に行くことはできない。しかし、日本に研修に行くことによって一時的にではあるがそこでいくら働いても稼ぎきれないお金を手にし、貧乏から脱出したいという夢が実現するのである。



 ある研修生に日本で、いくら稼ぐつもりか聞いたら、300万円と言った。
 また、特殊な例だが、韓国に同じような研修生として1年間行ったことのある研修生に聞いたら、100万円稼いだ、と言った。(日本へは1度しか行けない。)

 


だから、その額は当たらずとも遠からず言うところか。

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江西省南昌にて | 10:11:33 | Trackback(0) | Comments(0)
家5軒分のお金

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市内には新しいマンションが次々と建てられていく。

 

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市内の景勝地、象湖のほとりのマンションは特に人気の物件だ。

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建築中の農家の家。このあたりでは煉瓦造りの二階建てが多い。

 



 韓国に1年間の研修に行って100万円を稼いだという研修生にお金をどう使ったかを聞いたら、親に家を建ててやった、そして電化製品を買ってまだ少し余っていると言った。

 中国の田舎では、60万円あれば農家の家が建つ聞いたが、それを裏付ける言葉だ。

そうすれば、300万円稼いで帰る研修生達は5軒ぐらいの家を建てることができる勘定だ。

 日本では一生働いてやっと家一軒分の退職金をもらうかどうかの話だが、ここでは20歳の若者が 3年間我慢すると家の5軒も建つお金を手にすることができるのである。

これが彼らを日本へ研修に行く決断をさせるもとになるものである。

 ただ、これは農村部の話。都市部ではマンションの1軒分が3000万円とか4000万円とかする。


 中国では通勤可能な一つの経済圏にありながら、都市部と農村部では別世界と言える奇妙な実態があるのだ。



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江西省南昌にて | 10:30:03 | Trackback(0) | Comments(1)
月給9000円

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レストランにはたくさんのウェイター、ウェイトレスが働いている。


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この街ではウェイトレスの給料は600元が相場だ。(一番上)
しかも、身長は165センチ以上ときた。




 もう少しお金の問題を見てみよう。

 食堂の前に張り出してあった求人案内には月給600元と書いてあった。他の店でも同じだ。日本円に直せば9000円だ。日本では、毎日働くならどう見てもこの10倍はもらうだろう。


 タクシーの料金は南昌では初乗り6元だ。日本円に直せば、90円だ。単純に日本円の初乗りと比べると7~8分の1程度だ。


 バスは市内はどこまで乗っても1元(15円)だ。先日20キロはあろうところへ タクシーで行ったら44元(660円)だった。日本だったら5000円ぐらいだと思う。帰りはバスで帰ったので1元(15円)だった。これは400円ではきかない。だいたい、交通費は日本の10分の1程度だと考えてさしつかえない。

 このように基本的に生活に必要な経費、食事や交通等の物価は10分の1ぐらいと考えられる。

 それにしても9000円の給料では苦しいようだ



 田舎の若者は街の生活にあこがれるが、学歴も資格もない彼らは街に出てもこの程度の職にしか就けない。

 

 こんな中、お金を儲けたい、日本へ行きたい」の思いがつのるのだ

 

 

 



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江西省南昌にて | 10:00:53 | Trackback(0) | Comments(0)
上海へ行ったことがありますか。

 

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「あなたは北京へ行ったことがありますか。」     「いいえ。」

 

バンド

「あなたは上海へ行ったことがありますか。」     「いいえ。」
上海さえも行ったことがないのにどうして日本へ………???


 


 あるクラスで「○○したことがあります。」の文型を勉強したとき、「北京へ行ったことがありますか。」と、聞いてみた。当然のこと一人もいなかった。次に「上海へ行ったことがありますか。」と、聞いてみた。そしたら、意外なことに一人もいなかった

  上海は南昌から最も近い大都会だ。一人ぐらいいてもよさそうだと思ったけど………。

 と、言うことは「海を見たことがありますか。」「飛行機に乗ったことがありますか。」 ………等、すべて、「いいえ」である。

 地図で見ると南昌から上海まで、近いように見えるが、つい最近、新幹線ができるまで、高速鉄道でも11時間以上かかっていたのだ。現在でも多くの人はそれを利用している。


 田舎で暮らし、仕事に追われていた彼らにとって上海へ遊びに行く時間もないし、お金もなかったであろう。考えてみると、当然のことだ。

 お金が儲かるというのが、研修に行く大きな動機というのは分かるが、それにしても、上海までも行ったことがない人が、はるばる日本まで、出かけていく決断ができるのはどうしてだろう。不安はないのだろうか。

 しかし、それには決断を促す明確な理由があるのだ。



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江西省南昌にて | 10:57:28 | Trackback(0) | Comments(0)
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